痩せるために食事制限をして、朝ごはんを抜いていませんか?
あなたのその行動、痩せるためにやっているかもしれませんが、実は太る原因になっているんです!
健康的にしっかり痩せるためにも、朝ごはんは毎日しっかり食べた方が良いです。
今回はダイエット中にも朝ごはんをしっかり食べた方が良い理由についてプロのトレーナーがお話しします。
目次
ダイエット中でも朝ごはんを食べた方が良い理由
朝ごはんをしっかり食べているかどうかでその日の痩せやすさが決まると言っても過言ではありません。
その理由は色々あります。
①自律神経をコントロールする
僕らの体には、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールしている「自律神経」と呼ばれる物があります。
この自律神経の中に、昼間などの活動している時に活発になる「交感神経」と夜間などのリラックスしている時に活発になる「副交感神経」の2種類が存在しています。
「副交感神経」よりも「交感神経」が優位な状態の方が、内臓の働きや代謝が活発になって痩せやすい状態になります。
なので、睡眠中に優位になっている「副交感神経」を、朝起きた時に「交感神経」が優位な状態に切り替えたいんですよね。
その交感神経の切り替えスイッチになるのが朝食なので、朝起きたらしっかりと朝食を食べた方が痩せやすくなります。
②血糖値の急激な上昇を防げる
朝ごはんを抜いてしまうことによって、血糖値が低い状態のまま昼ごはんになってしまいます。
血糖値が低い状態で昼ごはんを食べてしまうと、血糖値が急激に上昇してしまい、すい臓からインスリンが分泌されます。
このインスリンが分泌されることによって、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
血糖値が上昇した際、通常では2時間ほどで元の血糖値に戻るのですが、血糖値が急激に上昇してしまった場合は十分に下がりきりません。
朝ごはんを食べることによって、昼ごはんを食べた際の急激な血糖値の上昇を抑えられるので、インスリンによって太りやすくなるのを防ぐことができます。
③基礎代謝をあげることができる
朝ごはんを食べることによって、胃腸が活発に動き出します。
その際に眠っていた体が動き出して、睡眠中に低下した体温が上がります。この上がった体温を高い状態で維持するために体内のエネルギーが消費されるので基礎代謝があがります。
基礎代謝が上がることによってカロリーの消費量が増えるため、痩せやすい身体になることができます。
基礎代謝について解説している記事もあるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
痩せるためには基礎代謝を理解してダイエットをしよう!太らない体を作るコツとは?
痩せるための朝ごはんの食べ方
朝ごはんを食べる時に気をつけて欲しい事は3つあります。
①起きて30分以内に食べる
朝から交感神経が優位な時間を増やしてカロリーの消費を促すためにも、朝起きて30分以内に朝ごはんを食べて、副交感神経から交感神経へと切り替えるタイミングを少しでも早くしましょう!
②朝ごはんで甘いものを食べない
朝からドーナツや菓子パン、ジャムをつけたトーストなどの甘い物を食べるのはやめましょう。
甘いものには糖質が多いので、血糖値が急激に上昇します。血糖値が急激に上昇してしまうとインスリンが分泌され体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
出来るだけ白米を食べるようにしたり、トーストを食べるとしてもチーズやヨーグルトを組み合わせるなど工夫をして、甘い物を食べないように気をつけましょう。
③タンパク質を意識する
肉、魚や卵、乳製品、豆類といったタンパク質豊富な食材に含まれているトリプトファンというアミノ酸があります。
このトリプトファンは体内でセロトニンやメラトニンに変換されて、体内時計の調整やストレスの緩和などの働きがあると言われています。
なので、朝ごはんでタンパク質を摂取してトリプトファンを取り入れることによって、体内時計が調整されて目覚めの良い朝を向かられます。
まとめ
ダイエットをしようと思って、とにかく食事を制限して摂取カロリーを抑えるために朝ごはんを抜いてしまっている人をよく見かけます。
その行動が、逆に太りやすい体を作っていることを分かっていただけたでしょうか?
ご飯を抜いたり、極端なことをしなくても痩せる事は可能ですし、むしろご飯を抜くのは逆効果だったりします(笑)
しっかりとご飯を食べて健康的にダイエットをしていきましょう!
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